• 神の存在を感じて。

  • 10月は神無月と呼ばれ、ことさら私たち日本人にとっては神の存在を感じる月でもあります。この神無月の名の由来は、この月に縁結びの話し合いをするため、出雲大社に神々が集まることから“かみなしづき”とされ、出雲大社では逆に神在月“かみありづき”とされるのです。
    また、10月は五穀豊穣を感謝する大祭「神嘗祭」が宮中および伊勢神宮にて儀式が行われ、人々の結びつき、生活に深く関わる祭りも各地で多く執り行われます。
    特に今年は伊勢神宮、出雲大社の式年遷宮にあたり、全国の神宮、神社でも遷宮が行われる特別な年でもあります。20年に一度という式年で行われる遷宮は、お社、鳥居などすべて新しく移される、いわば神様のお引っ越し。最初に立てられた清らかさを保つために行われる日本人の精神性の原点ともいわれる儀式でもあるのです。今年の10月2日、いよいよ伊勢神宮の内宮で親殿に天照大神がお遷りになる式年遷宮の遷御が斉行されます。
    天高く晴れ渡る秋の日に、清々しい気持ちで神の存在を感じながら、私たちにとっても佳き日の始まりとなりますように。