• 季節の分かれ目。鬼やらい。

    静かに新たな年明けを迎えたと思ったのも束の間、あっと言う間にひと月が過ぎて…などと感じている方も多いのではないでしょうか。もう幾日で立春を迎え、季節が新しく巡ります。
    二月三日の節分には季節の分かれ目という意味があり、そのため元々は立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前日をさしていたのですが、長い冬が明けて春になる頃を一年の境とし、それを今の大晦日と同じようにとらえたため立春の前日を特に節分として強調されるようになったのです。
    新しい二〇一三年の気が本格的に動き始めるのもこの節分から。寺社だけでなく家庭でも行われる“鬼やらい”は「鬼は外。福は内。」と唱えて豆を撒き、福を呼び込む大切な行事。ここでいう鬼とは冬の寒気や厄災のこと。大豆を撒くのは豆を“魔目”“魔滅”にかけ邪気を追い払うことを意味します。しっかりと邪気を祓い新しい年の福を呼び込めば、新たな春がもうすぐそこまで来ています。
  • 菓子:節分上生菓子「鬼」「升」「お多福」