お知らせ

  • 2019/01/23

    節分の掛け紙「福はうち」

     

    【作家コメント】

    二月、立春の前日、「鬼は〜そと〜、福は〜うち〜」と、あちこちの家から聞こえてきます。 節分の日です。
    鬼の顔が描かれた掛け紙がかけてある上箱を開け、その箱の内側を覗くと、掛け紙の両側から福が二つ顔を出します。
    その福の顔は、和菓子を手にした時のように笑顔です。

     

    和菓子を手にする皆様に、笑顔の福が訪れるよう願いを込めて描きました。

    日本画家 神戸智行

     

    節分の掛け紙(1月24日~)

     

  • 2019/01/05

    睦月・如月の掛け紙「馥郁(ふくいく)」

    【作家コメント】

    梅の花は桜と違い、長い時間花を咲かせ、辺りを優しい香りで包み込みます。

     

    古来お花見と言うと、もっぱら桜ではなく梅を指し、先人達もこの美しく優しい香りのする梅を愛でてきました。

    そうして、春が近づいている事を感じていた事でしょう。

     

    和菓子を食して、待ち遠しい次の季節を感じて頂けたらと思います。

    日本画家 神戸智行

     

    如月の掛け紙(1月5日から)

  • 2018/12/20

    干支の掛け紙 「うりふたつ」

     

    干支の掛け紙「うりふたつ」

     

    【作家コメント】

    うり坊という呼び名は、イノシシの赤ちゃんの背中にウリのような模様が

    ついてるのと、色や形がウリに似ているという事からついたようです。

    鈴懸の和菓子は、それぞれの食材を生かしながら、職人さん達が試行錯誤をして

    思いや願いを、季節の様々な物などに見立てて、その味と技術を駆使してカタチにし
    たものです。

    一つ一つ心を込めてつくられたその和菓子を、亥年の新年に皆様に楽しんで頂けたら
    という思いで描きました。

     

    日本画家 神戸智行

     

    干支の掛け紙(12月25日~)

  • 2018/11/29

    師走の掛け紙 「赤い実 」

     

    【作家コメント】

    晩秋から、冬にかけて日本中で見かけられるこの赤い実をつけた南天は、古来より「難を転じて、福となす」と通じて、縁起木として愛されています。

    また、厄除けだけではなく、その葉の成分によって、食べ物の腐敗を抑える役割としても使われて親しまれてきました。

    一年の終わりの月のかけ紙として、皆様が気持ちよく新年を迎えられるように、縁起を担いで筆をとりました。

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    師走の掛け紙(12月1日~)

     

  • 2018/10/26

    季節の掛け紙【オモイノカタチ(七五三)】

     

    【作家コメント】

     

    七五三の由来は諸説ありますが、江戸幕府第五代将軍徳川綱吉の長男徳松の健康を祈って始まった説が有力とされており、現代では全国各地の神社や寺院で、子供の健康を祝って行われています。

     

    鞠の柄には、丸く収まるように、丸々と大きく育つようにと、蝶の柄には、幼虫から蛹そして蝶へと、美しく成長する様子を見立てて、鈴の柄には、邪気を追い払い神様へ呼びかけ願いや祈りを伝えたり、扇の柄には、先端から広がる形状から、発展や繁栄を願ったり、また鼓は、大きく美しい音が鳴る事から物事が成る、成功するという意味を込めて、どれも子供の健やかな成長を願う想いが込められています。

     

    鈴懸のお菓子にも、その一つ一つに色々な想いが込められています。
    職人さんの想いを感じとって頂けたら嬉しいです。

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    季節の掛け紙(10月24日~11月15日まで)

  • 2018/10/16

    神無月・霜月の掛け紙【色付く季節】

    【作家コメント】

    美しく色づき枝から落ちた葉は、地に着いて土に還ります。 それは、多くの生き物達や次の季節に生まれる新芽の糧となります。

    このようにして、生命は繋がっていきます。

    落ち葉が生命の礎であるように、 鈴懸の和菓子も先人達の技や想いを受け継ぎ、いつまでも多くの人の“和の礎” であるように願い描きました。

     

    神無月・霜月の掛け紙【色付く季節】(10/1711/30迄)

  • 2018/09/22

    季節の掛け紙【めぐみ】

     

    【作家コメント】

    私達の生きるこの日本では、
    お米によってたくさんのものが生まれ、またお米は様々な形で使われてきました。
    私達日本人とお米は、古くから深い関わりを持っています。

    日本人にとってお米は、文化の源の一つであり、和菓子の多くもこのお米から作られます。

    この時期、黄金色に輝く稲穂が日本中で見られます。
    たくさんの手をかけ、また自然の力を受けて生まれるこの景色が、
    いつまでも見られるよう願います。
    そして、日本の文化の一つである和菓子が、愛され続ける事を望みます。

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    季節の掛け紙(9月25日~10月16日まで)

  • 2018/08/30

    長月の掛け紙【映月(はつき)】

     

     

    【作家コメント】

    月は、古来より農耕の守護神と考えられ、
    中秋の名月には豊穣を祈ってススキとお団子をお供えします。
    水面に映る月に、今年の豊穣を願い描きました。
    実り豊かな秋には、格段と素晴らしいお菓子が出来上がります。
    自然の恵みに感謝を感じて、お菓子を味わって頂ければと思います。

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    長月の掛け紙(8月31日~)

  • 2018/08/01

    季節の掛け紙【珠匣 (たまくしげ)】

     

    【作家コメント】

    7月から9月の間、美しい花を咲かせる蓮子は、泥の中から茎を伸ばして花を咲かせる様子から、ヒンドゥー教では清らかに生きる象徴として、仏教では仏の慈悲などの象徴とされています。

    見えない土の中でたくさんの栄養を蓄えて咲かせる美しい花は、職人さんが精進して作る美しい和菓子の姿に似ているように思います。

    鈴懸の和菓子の一つ一つは、毎日手を止めないで作り続ける職人さんの技術と思いがこもったお菓子です

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    季節の掛け紙【珠匣 (たまくしげ)】(7/20~)

  • 2018/08/01

    葉月の掛け紙【游々】

     

    【作家コメント】
    金魚は約500年程前に中国から伝わったフナ科の生き物です。
    様々な種類の金魚がいますが、仲良く泳いでいるように見えます。
    夏の暑い中、水の中で揺れる色とりどりの美しい身体やゆらゆら揺れるひれを見ると、
    涼を感じる事ができます。
    和菓子も、舌で味わう前にまずはゆっくり目でも味わってもらいたいと思い描きました。

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    葉月の掛け紙(8/1~8/31まで)

  • 2018/06/25

    山笠の掛け紙「あっかんべー‼」

     

     

     

     

    鈴懸本店からほど近くには、櫛田神社があります。

    この櫛田神社は、博多の氏神•総鎮守とされ、また博多祇園山笠などの祭事が行われたりと地元の方に親しまれています。

    櫛田神社へお参りをすると、拝殿の破風に風神雷神の木彫が掛けられているのが目に入ります。

    雷神は暴風雨を一緒に起そうと風神を手招くけれど、神社の氏子の願いを聞き入れた風神は、「あっかんべー」して雷神の求めに応じないという面白い姿をしています。

    いかにも博多らしい、頓知の効いた風神雷神で、思わず笑みがこぼれます。

     

    日本画家 神戸智行

     

     

    山笠の掛け紙(7/1~7/14まで)

  • 2018/06/25

    文月の掛け紙「アサノヒカリ」

     

    【作家コメント】

    朝顔は、奈良時代に中国から渡ったもので、もともとはその種子を薬としていました。

    江戸時代になって、庶民の中で最も親しまれ、鉢植えや垣植えで育てられ、その頃たくさんの品種も生まれました。今に至るまで、朝顔は夏の風物詩として愛されています。

    菓子も、朝顔のようにいつまでも多くの方に親しまれ愛されて欲しいと願いを込めて描きました。

     

    日本画家 神戸智行

     

    文月の掛け紙「アサノヒカリ」(7/1~7/31まで)