• にほんのこころ。にほんのかたち。

    お正月にいただく食べ物には、素材、調理法、かたちなどに縁起をかついだり、願いを込めたりしているものが多くあります。それが日本の文化であり、日本人としての細やかな心をそこに見て取ることができます。御節料理の「田作り」「数の子」「黒豆」や、鏡餅で用いられる「橙」「裏白」「するめ」をなぜ食べたり飾ったりするのかなどを、子ども達に調理を手伝わせたり一緒に食べたりしながら、そこに込められた意味を伝えていくことは、私たち日本人としての心を代々受け継いでいることでもあるのです。
    和菓子の世界も同じです。そのかたちが意味を持ち、その時期ならではの日本人の心が映し出されたお菓子は数多くあります。お茶席などかしこまった席だけではなく、家族が集う団欒のひとときのお茶菓子として、名前やかたちのもつ意味や、そこに映された季節などを話題に和菓子を楽しんではいかがでしょうか。
  • 菓子:迎春上生菓子「竹」「咲分」