
工房に蒼く爽やかな香りが立ち込める
季節がはっきりと変わったのだと
鼻の奥で感じ取る
手のひらに笹の葉を広げ
真白な餅をくるりと包む
真白で無垢な男の子を
大切に愛おしみ
その手に抱くようにくるりと包む
この粽は
どの男の子の笑顔のもとに届くのだろう
ふと頭をよぎり
思わず頬が緩む
祝い菓子をつくる季節は
いつもと同じ工房なのに
なんだか少し
しあわせな空気が漂っている
工房に蒼く爽やかな香りが立ち込める
季節がはっきりと変わったのだと
鼻の奥で感じ取る
手のひらに笹の葉を広げ
真白な餅をくるりと包む
真白で無垢な男の子を
大切に愛おしみ
その手に抱くようにくるりと包む
この粽は
どの男の子の笑顔のもとに届くのだろう
ふと頭をよぎり
思わず頬が緩む
祝い菓子をつくる季節は
いつもと同じ工房なのに
なんだか少し
しあわせな空気が漂っている