掛け紙
師走の掛け紙 「赤い実 」
【作家コメント】
晩秋から、冬にかけて日本中で見かけられるこの赤い実をつけた南天は、古来より「難を転じて、福となす」と通じて、縁起木として愛されています。
また、厄除けだけではなく、その葉の成分によって、食べ物の腐敗を抑える役割としても使われて親しまれてきました。
一年の終わりの月のかけ紙として、皆様が気持ちよく新年を迎えられるように、縁起を担いで筆をとりました。
日本画家 神戸智行
季節の掛け紙(12月1日~12月24日まで)