りんと澄んだ音で人を呼び寄せ、神を招くともされる鈴。
お客様に福が舞い込むようにとの祈りが込められた、鈴懸のシンボルです。
果実がたわわに実るさまや、人やものがあつまることを表す「すずなり」になぞらえて
ひとつの和菓子が生み出されるまでに連なる鈴懸の想いや素材を選び取り、いかしきる技の系譜を書き綴ります。