わくわくバレンタイン

連載 すずなり

鈴懸 連載すずなり わくわくバレンタイン2月14日はバレンタインデー。海外で約90年ほど前に始まった“愛の贈り物としてチョコレートを贈る”というこの行事は、日本では贈り物のチョコレートとともに“女性から男性へ愛する気持ちを伝える日”と少し変化して、今ではすっかり定着しました。最近では“女性から男性へ”チョコレートを気持ちと一緒に贈るだけでなく大切な方や日頃お世話になった方、家族へ贈るなどお相手は様々。さらに甘いものが苦手な方にはお酒や小物といったチョコレート以外のプレゼントを贈るなど目的や贈るものは多様に変化しつつも、やはりこの日は日常とは違い、どこか少し特別な雰囲気となることに違いはありません。特にチョコレート売り場では、贈り物として選ばれているだけでなく“自分へのご褒美”として、普段よりも少し高級で特別なチョコレートを選ばれている方も少なくないようです。

鈴懸 連載すずなり わくわくバレンタイン和菓子屋である鈴懸も、このバレンタイン時期だけは特別に「鈴乃トリュフ」が登場します。お味は鈴懸らしく、抹茶、ほうじ茶、玄米の3種。抹茶とほうじ茶は福岡県八女産の茶葉を使用しています。ひと口かじると、それぞれの茶葉の香り高さにすぐに気づいていただけることでしょう。玄米は隠し味に醤油をしのばせて香ばしく仕上げています。3種とも、ホワイトチョコレートに上品で風味豊かな茶葉が溶け合った和菓子屋ならではのトリュフです。甘さが控えめだからなのか、女性はもちろん男性のお客様にも、毎年このトリュフが登場するのを楽しみにしてくださっている方が多くいらっしゃいます。

鈴懸 連載すずなり わくわくバレンタイン箱のデザインは福岡出身の陶芸家、鹿児島睦さんによる華やかな色使いの可愛らしい花々が取り囲みます。どれも独特のやさしさを纏う鹿児島さんの意匠は今や陶芸作品だけに収まらず、様々な分野で世界中に活躍の場を広げておられます。鈴懸のお菓子を鹿児島さんのイラストに彩っていただけるのは、母の日と父の日の掛け紙、そしてパッケージではこの鈴乃トリュフだけ。トリュフの味を求めて来られるお客様だけでなく、鹿児島さん作品のファンの方も毎年のバレンタインデーを心待ちにされているようです。

鈴懸 連載すずなり わくわくバレンタインそして今年は嬉しいお知らせがあります。昨年の春、伊勢丹新宿店でのイベント販売で2週間だけ登場した鹿児島さん×鈴懸の特別仕様の鈴乃○餅(すずのえんもち)。この時のため特別につくられた紙袋は、お馴染みの「菓」の一文字と鹿児島さんらしいのびのびとした筆致のカラフルな鳥や花々が重なり、その可愛らしさがとても話題になりました。今年のバレンタインデーは、もっとたくさんの方に手にしていただこうと、鈴懸の店舗やオンラインショップで鈴乃トリュフをお買い上げになるお客様には、この特別仕様の紙袋でのお渡しとなるのです!告白のドキドキや、大切な方が喜んでくれるワクワクや、自分が嬉しくなるようなウキウキで、心がふっと3センチくらい軽くなるような感覚が味わえるバレンタインデーなら素敵ですよね。あなたにとっての大切な1日を鹿児島さんの愛らしいイラストと、この時期だけしか味わうことのできない鈴乃トリュフが寄り添えたら、鈴懸も嬉しく思います。皆さまの想いがお相手に届きますように。

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